2024/11/19
家の内装を黒色でつくりたい...
近年、ZEH住宅が普及しています。
環境に優しい住宅という印象を持つ方が多くいらっしゃるかもしれませんが、具体的にはどのような家を指し、どんなメリットがあるのでしょうか。
今回は、ZEHの意味とメリットについて解説します。
ZEHは「Net Zero Energy House (ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)」の略です。
簡潔に言うと、家で作るエネルギー量が家で使用するエネルギー量以上に多く、快適な室温で過ごせる家のことを指します。
日本は2015年のCOP221において、温室効果ガスを2030年までに2013年よりも26パーセント削減するとしました。
そのためには、家庭からの二酸化炭素排出量を4割ほど削減する必要があります。
その施策としてZEHがあり、国はZEHの普及を進めているのです。
ZEHにすることでどのようなメリットを得られるのか、解説します。
1.光熱費を抑えられる
「高断熱」「省エネ」「創エネ」この3つがZEHを表すキーワードです。
高い住宅性能により消費電力を抑え、太陽光発電により電力を創り出すことで、光熱費を抑えられます。
ZEHを導入した人によると、光熱費の削減が導入の理由として最も多く挙げられています。
また、それだけではなく収支がプラスになることもあります。
自家発電による電力量が消費電力を上回ると、電力会社に余った電力を買い取ってもらえます。
それにより、光熱費を最小限に抑えられます。
2.健康に優しい環境を作れる
高断熱の家では、熱が外に逃げにくいため室温を一定に維持しやすいです、
冬であっても暖かいため、ヒートショックのリスクも抑えられます。
ZEHで過ごした大半の方が、以前住んでいた家よりも暖かく、快適に生活できていると感じられているようです。
3.停電時でも電力を使用できる
台風などの災害によって停電が発生してしまうこともありますよね。
一方で発電システムを導入していれば、停電時でも発電した電気を使用できます。
太陽光パネルの見た目から印象が良くないという方もいらっしゃいますが、屋根と一体化された太陽光パネルもあります。
外観にこだわりながら、太陽光発電のメリットを享受できるため非常におすすめです。
ZEH住宅は、「高断熱」「省エネ」「創エネ」この3つを備えた家です。
ZEHにすることで、高断熱であることで消費電力を抑えるうえに、自家発電をして光熱費まで抑えられます。
また、健康に優しく災害時にも電力を使用できるというメリットがあります。
注文住宅を検討されている方は、ぜひ魅力的なZEHについても検討してみてはいかがでしょうか。
アーカイブ