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ZEH住宅は太陽光なしでも認定してもらえる?

近年、環境問題への対策が進んでいます。
住宅においても、環境対応が進んでおり、一度は「ZEH住宅」を耳にしたことがあるのではないでしょうか。
ZEHは種類が多く、設定条件も毎年変わってきます。
そこで今回は、太陽光なしでも認定されるZEH住宅をご紹介します。

□太陽光なしでも認定されるZEH住宅とは?

ZEHは、ネット・ゼロ・エネルギー・ハウスの略で、省エネルギー設備や太陽光発電が設置されている住宅にZEH住宅として認定されます。
光熱費が削減できる大きなメリットに加え、ZEH住宅を認定されると補助金が支援されるので、ぜひ目指したいものです。

LED照明や省電力稼働のエアコンなどの省エネルギー設備は導入できるが、屋根面積や日照率の関係で太陽光発電を設置できない住宅もあるでしょう。
太陽光発電を設置できない方は、ZEH住宅の認定を諦めるしかないのでしょうか。

結論、太陽光発電なしでもZEH住宅の認定は受けられます。
ZEH住宅は、3つの区分に分けられており「ZEH Oriented」であれば太陽光発電なしでも認定が受けられます。
また、太陽光発電は設置できるけれども、日照率の悪い地域で消費エネルギーを100%まかなえないという方には、「Nearly ZEH」という種類があります。
ZEHに比べて消費エネルギーの基準が低く設定されています。

□ZEH Orientedの要件とは?

ZEH Orientedの要件は、太陽光発電を設置できないような敷地面積が狭い場所に建てる住宅であり、ZEH基準を超える断熱性・効率の良い省エネルギー設備を備えている住宅であることです。
具体的な条件は、以下の通りです。

・敷地面積が85㎡未満
・北側斜線制限の対象となる地域である
・外皮の高断熱化および効率の良い省エネルギー設備を備えている

ZEH Orientedは、局地でしか該当しないのではと不安な方もいらっしゃると思いますが、意外にも多くの範囲が該当していることがあります。
ZEH Orientedの条件に当てはまる地域は自治体のホームページに公開されていますので、調べてみましょう。

□まとめ

今回は、太陽光なしでも認定が受けられる「ZEH Oriented」をご紹介しました。
ZEH Orientedは、2018年度から開始された制度で、今後も条件が変わってくるかもしれません。
条件が変わると補助金の支援が減ってしまうこともありますので、毎年確認しておくことをおすすめします。

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