2024/11/19
家の内装を黒色でつくりたい...
ZEH(ゼッチ)という言葉をご存じですか。
ZEHとはネット・ゼロ・エネルギー・ハウスの略語で、住宅においてよく出てくる言葉です。
この記事では、ZEHの普及率とそれを伸ばすための課題について解説します。
ZEHを知っている方もそうでない方もぜひ参考にしてください。
ZEHとは、太陽光発電などのシステムと高気密・高断熱性能の建物を組み合わせることで、年間のエネルギー収支を実質プラスマイナスゼロにする家のことです。
ZEHの認知率は70%代であり、さらに認知者の中で導入したのは最高で26%となっており、政府目標よりもかなり低い状態となっています。
ZEHの普及が求められる理由は、COP26の「グラスゴー合意」にて、世界の平均気温の上昇を1.5℃未満に抑えるために、温室効果ガスの排出量を2030年までに45%削減(2010年比)、2050年にゼロにするためだと明記されています。
日本でも岸田首相が「2050年カーボンニュートラル」の実現を表明しました。
住宅は多くのエネルギーを消費しているため、カーボンニュートラルの実現には、家庭での取り組みも重要です。
TBWA HAKUHODOとFUKKO DESIGNが、自分にできることを探している方向けに制作した「気候変動アクションガイド」の中でも、家庭において最も温室効果ガスの排出量削減に効果があるのが「ゼロエネルギー住宅」にすることであると定められています。
ここからもZEHの普及が求められていることが分かります。
ZEHは現状あまり普及しておりません。
その一番の要因は、「お客様のご予算に合わなかった」ことです。
ZEHの条件を満たすためには、外皮性能を向上させるために、高性能なサッシや断熱材、省エネ性能の高いエアコンや給湯器のなどの設備機器、再生エネルギーの太陽光発電などを設置する必要があります。
よって、材料費や工事費が通常の住宅よりも多くかかってしまうため、普及がなかなか進んでいない状態です。
しかしZETはランニングコストが抑えられる、夏は涼しく冬は暖かいため住みやすい、発電・貯蓄ができるため防災対策になるといったメリットがあります。
気になった方はぜひ一度、専門家に相談してみてください。
この記事では、ZEHの普及が求められる理由や普及率、普及への課題について紹介しました。
ZEHが普及しにくい要因は、費用が多くかかるという点です。
当社は、ZEH対応の住宅を含め、お客様のニーズに合わせた住宅を提供しますので、お気軽にご相談ください。
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