2024/11/27
家族団らんの場である「リビ...
先日、T社様の事務所兼倉庫の上棟を行いました。
木造でも一般の住宅に比べ規模が大きな建物ですが、一日で屋根仕舞いまで行います。
このような規模の大きな建物でも一日で屋根仕舞いまで出来るのは、現在主流となっています、木材の寸法や継ぎ目(仕口)を製材所で予め加工しておく、プレカットが行われているからです。
もちろん現在でも人の手で木材を加工する「手刻み」を行っている会社もあります。
人の手で加工するのと機械で加工するのでは、なんだか人の手で加工する方が優れているイメージがありますが、加工の精度であったり、コスト面などは機械で加工する方が優れています。
もちろん手刻みには伝統的な技術もありますし、優れている所もあります。弊社でもプレカットが出来ない丸太などを使用する場合は手刻みを行います。
しかし昔の技術でそのまま家を建てても、建てた家は昔の家が出来るだけです。
伝統的な技術や製法の良い所を活かしつつ、新しくて良い物は取り入れる。
それこそが、良い物を作り続ける最高の方法だと思います。
と言う事で無事、一日で上棟を終える事が出来ました。
T社様、上棟おめでとうございます。引き続き頑張りますので、よろしくお願い申し上げます。
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