2025/03/16
玄関前階段で叶える!デザイ...
現在建築中のS様邸で、昨日気密測定を行いました。
その結果は・・・
C値=0.3㎠/㎡
なかなか良い数値がでました(^^)/
この数値を出すために、しっかりと気密テープを貼ったり、気になる所はウレタンを吹いたり、サッシ回りの気密処理をしたりと、色々な作業を行っています。
しかし、毎回の事ながら気密測定を行う時は緊張しますね~(*_*)
なぜなら気密測定は現場での『実測』によって結果が出るからです。
例えば、他の耐震等級などでは使用する材料や金物、壁量など図面上の計算で結果が出てくるし、その図面通りにしっかりと施工すれば、要求する性能が出ます。
しかし、気密値の場合は、実際に現場で施工して、それに対して実測して、初めて結果が出てくるものですので、非常に緊張します。ここでいい数値が出ないと、オーナ様に顔向け出来ない(*_*)
だから、C値に関しては住宅のカタログに載っている数値や、工場で組み立てた時の数値は、まったく役に立ちません。目に見えない空気が相手ですし、今まで気にしていなかった極僅かな隙間からも空気は入り込んで来ます。だから現場での気密検査が重要になってきます。
その他、家の形状により気密の取りやすい建物、取りにくい建物もあります。
この気密値も家を建てる時の一つの重要な要因であると思います。しかし、家づくりに数ある要因の一つでしかない事もまた事実だと思います。
一生に一度の大きなイベントである家づくりですので、本当に自分たちで満足出来る家づくりを行いたいものですね。
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