2024/11/23
鉄骨階段のデザインをもっと...
現在、岩国市内にてN様邸の基礎工事を行っています。
型枠、鉄筋、ベースコンクリートの打設とここまで順調に進んできたのですが、本日は生憎の雨で作業が進みません。
春にも時折梅雨時期の様に長く雨が続く事があります。
3月の中旬から4月にかけて高気圧が北に片寄ると、日本の南岸沿いに前線が停滞して、雨が続くそうです。
そう言えば、せっかく桜が咲いても雨で桜を見に行けなかったり、雨の影響で花が散ったりという事がよくありますよね。
昔から日本では3月下旬から4月下旬の桜の季節に降る雨を『桜雨』『花の雨』と呼んでいます。
その他にも、春時雨(はるしぐれ)、小糠雨(こぬかあめ)、花時雨(はなしぐれ)、春霖(しゅんりん)、発火雨(はっかう)、軽雨(けいう)、雪解雨(ゆきげあめ)、催花雨(さいかう)など同じ春に降る雨でも、降る時期や降り方によって様々な呼び名が与えられています。
これは日本が世界の降水量の平均と比べ、約2倍の降水量があり、世界でも有数の多雨地帯であるモンスーンアジアの東端に位置する事によるものだと思われます。
昔から雨も日本の景色の一部なんですね。
最近の建物はコスト面やデザイン面の兼ね合いで、軒の出がほどんど無い建物が多くあります。しかし、雨漏りと言えば屋根を想像しがちですが、実際には8割の雨漏りは壁で起こっています。雨の多い日本だからこそ、しっかりとした雨漏り対策を行わないといけませんね。
今週末は天気の愚図つく所も多いようです。新型コロナウイルスの影響で、不要不急の外出を控える警告が出ている地域もありますので、たまにはゆっくりと窓から見える雨の景色を楽しんでみてはいかがでしょうか?
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