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LDKが広く見える形とは?間取りのポイントをご紹介!

家を建てるなら、広々とした土地に大きな家を建てたいものです。
しかし実際は良い土地が見つからなかったり、予算が足りなかったりと、難しいケースも多いでしょう。
それほど大きくない家では、広く見せる・感じさせる工夫が必要になります。
今回は、LDKを広く見せるポイントをご紹介します。

□LDKを広く見せるためには土地選びから!

家の中で特に多くの時間を過ごす場所が、LDK(リビング・ダイニング・キッチン)です。
これらの場所が広く見えると、家全体も広く感じられます。

□LDKが広く見える形とは?

LDKを広く見せる上で効果的な工夫としては、3つが挙げられます。

*視線の距離は長く

大きな家であっても、見通せる距離が長くなければ、空間を広く感じることはありません。
1つ1つの部屋を細かく区切っては、家が広かったとしても生活空間自体は狭く感じてしまいます。
近年の住宅では、廊下や間仕切りを減らし、LDKを1つの空間にまとめる間取りが主流になっています。

そのようにして1つの空間を広くとり、見通せる距離を長くすることで空間をより広く感じられるようになります。

*縦の広がりを作る

空間は横に広げるだけでなく、縦に広げることでも見え方が大きく変わります。
横の広さが同じでも、縦の広がりがないと窮屈に感じてしまうこともあり得ます。
反対に、横がそれほど広くなくても、吹き抜けで縦の広がりを作ることで、広々とした印象を与えられます。

某ハウスメーカーで、LDKの天井が高い事を売りにしているハウスメーカーがありますが、住宅展示場にある建物のように現実離れした広さのLDKならば、天井高を高くすると大空間を感じる事が出来ます。
しかし一般的な広さのLDKの天井だけを高くしてしまうと、逆に奥行を感じる事が出来ず、LDKが狭く感じられる事があります。
この対策としては、LDKの天井に高低差を設ける事です。

例えば、日本に古くからある茶室は非常に天井が低くなっています。
その低い天井でも空間を広く見せる為、天井の一部が斜め天井になって高くなっている部分があったり、逆に床の間部分で天井が低く抑えられていたりと、一つの茶室の天井でも高低差を設けています。
このようにLDKの天井に高低差を設ける事により、空間の広がりを演出する事ができます。

*外部空間を取り入れる

LDKから直接出入りできるテラスやウッドデッキを設けることで、外の空間もリビングの一部のように使えます。
外の空間への出入り口となる窓を大きく作ることで、視線の抜けが良くなるため、視覚的にも広々と感じられます。

□まとめ

今回は、LDKを広く見せるためのポイントについて解説しました。
多くの時間を過ごすLDKは、広く見えるようにつくるに越したことはありません。
視線の抜けと縦の広がりを意識して、快適なLDKを目指しましょう。

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