2024/11/23
鉄骨階段のデザインをもっと...
8月26日(月)~9月1日(月) 体感見学会を開催致します。 詳しくはここをクリック
9月7日(土)8日(日) 完成見学会を開催致します。 詳しくはここをクリック
9月7日(土)8日(日)に完成見学会を開催致します、I様邸ですが、現在内装の仕上げ作業に取り掛かっています。
近年の建物では内装の仕上げは大きく分けると2種類の仕上げが主流になっています。
一つは塗り壁と呼ばれる漆喰や珪藻土などを左官仕事で壁に塗りつけて仕上げる方法。
もう一つは壁紙(内装クロス)を内装業者によって貼り付けて仕上げる方法です。
どちらの仕上げにもメリットデメリットがあります。
こちらの建物は壁紙での仕上げとなります。
近年、この壁紙にも様々な種類の壁紙が誕生しております。
しかし、その壁紙も大きく分けると2種類に分かれます。それは一般的なビニールクロスか、珪藻土・和紙・パルプ・卵の殻などを使用した自然素材から作られた壁紙かの2種類です。
自然素材から作られた壁紙は調湿性、消臭性など機能や、体に優しいと言う特徴があり、ビニールクロスは清掃が簡単だと言う特徴があります。
特に軽微な汚れに対しては、水を吸い込まないと言う特徴のあるビニールクロスは、雑巾で水拭きしたりする事が出来ますので、非常に清掃しやすいと言う特徴があります。
対して自然素材を使用した壁紙は水を吸い込む事が多く、軽微な汚れに対して消しゴムでこすったり、専用の塗料でタッチアップしたり、紙やすりで削ったりとメンテナンスに少し手のかかる事もあります。
まあ、どちらもひどい汚れや傷をつけてしまった場合には、張り替えるしか方法はないんですけどね。
また、見た目もかなり変わってきます。これは塗り壁とビニールクロスとの差でも表れてくるのですが、表面がポリ塩化ビニールシートで作られているビニールクロスは、どうしても表面がテカテカした仕上がりになります。対して塗り壁や自然素材のクロスは表面が複雑な形をしており、しっとりとして落ち着いたマットな仕上がりになります。
どちらを使うかはお施主様の判断によるのですが、どちらもメリットもデメリットもあるので、そのメリット・デメリットの内容をよく分かって使う事が大切だと思います。
まぁ、全ての箇所ではなくても、なるべくなら体に良い物を使うのが良いと思いますが・・・。
今回、こちらの建物ではエコフリースと言うパルプ等の自然素材を主原料とし、強化のためにポリエステルを加え
た壁紙用のフリース(不織布)に工場塗装を施した壁紙を使用します。詳しくはこちら
高い通気性と透湿性、壁紙でありながら塗り壁のような美しい表情と質感、また張り替える事なく上から再度塗装が掛けられる製品のようです。
エコフリースの質感が気になる方は、是非完成見学会にご参加下さい。
完成見学会は申し込みは こちらから
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