2024/11/23
鉄骨階段のデザインをもっと...
先日、上棟を行ったF様邸ですが、現在はほぼ筋交いも入れ終わり、金物も取付終わっております。
左の写真が耐力壁となる筋交いで、右の写真は筋交いに付ける筋交いプレートと柱の浮き上がりを抑えるホールダウン金物です。このホールダウン金物ですが、建物の四隅にあれば大丈夫(^^)/とか考えている会社も未だにいるみたいですが、決してそんな事はありません。
地震などで建物が揺れた時、柱や梁にどのような力がかかるのかをN値計算と言う方法で計算し、柱頭・柱脚にはどのような金物が必要なのか、どの場所に必要なのかをキッチリと計算して配置しなければいけません。
熊本地震の時、建物の基礎は破壊されていないのに、上の建物は一階部分が潰れて倒壊してしまった建物がありました。これなどは、明らかに金物の設置を誤っており、基礎から土台・柱が離れてしまい倒壊した建物だと言われています。そう考えると、見た目は小さな金物ですが、キチンとした金物の設置が、如何に重要なのかと言う事が分かると思います。!(^^)!
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