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F様邸 上棟

昨日、岩国市の室の木町でF様邸の上棟を行いました。

上棟日の朝は、まずはお施主様のご挨拶と工事の無事を祈り、地鎮祭の時にお清めしていただいたお神酒での乾杯から始まります。

その後は事前に配っておいた1階の柱を立てていき、2階部分の梁や桁をクレーンで吊り上げて組み込んでいきます。

 

この日は、翌日は雨の予報となっておりましたので、屋根じまいまで終わらせないと次の日の養生が大変ですので、テキパキと作業を行って行きます。

その後は、今の建物は剛床設計の木造がほとんどだと思いますので、まずは2階の床組を行い、2階部分の柱を立てた後、屋根部分の小屋組みなどを組み立てて行きます

 

こちらの建物では屋根はパネル構造になっておりますので、夕方には何とか屋根パネルをすべて設置出来ました。

しかしこれで終了ではありません。このままでは雨が降ってくると雨漏りしてくるので、屋根下地のルーフィングを貼ります。

以前、こちらのブログで『すご~く大事な下地の話』と言う話を書かせていただきましたが、このルーフィングは非常に重要な材料です。どんなに高価な屋根材料を使っても、このルーフィングがダメになってしまうと、雨が漏ってしまいます。だから長期優良住宅では改質アスファルトルーフィングの使用が義務付けられています。当然こちらの建物も長期優良住宅ですので、この仕様です。でも、このような部材は出来上がってからでは絶対に目にする事が出来ない材料です。コストを下げようと思えばこの様な目に見えない部分から行われていきます。でも実はこう言う目に見えない所でも、大事な所はたくさんあるんですよね。

と言う事で、ルーフィングまで貼り付けて、何とか無事終了する事が出来ました。お施主様にはこれから約4か月間お待たせする事になりますが、しっかりと施工していきますので、よろしくお願い致します。また、ご近所の皆様には何かとご迷惑をお掛けいたしますが、何卒、ご協力の程よろしくお願い申し上げます。

 

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