2024/11/19
家の内装を黒色でつくりたい...
間取りは家づくりの基盤となる重要な要素であり、この計画段階での失敗は後悔へと直結します。
特に、新築の家を計画する際には、後から変更が難しい点や、その後の生活に影響を与える要素をしっかりと把握しておく必要があります。
今回は、間取り失敗のリスクを減らす基本ポイントと、成功する間取り計画のための実践的アプローチに焦点を当て、理想的な家づくりの手助けとなる情報をご紹介します。
間取りを計画する際、特に注意すべきは「後から対応が難しいポイント」です。
例えば、収納の計画は失敗しても後から改善できる場合が多いです。
しかし、窓やサッシ、水回り(キッチン、浴室、洗面台など)、バルコニーや屋上、そして部屋の広さや壁、柱の位置などは後からの変更が難しく、リフォーム費用も高額になります。
これらのポイントは後からやり直しがきかないため、慎重に計画し、情報を集めることが重要です。
間取りの希望や要望を伝えるタイミングは非常に重要です。
多くの場合、「契約前」に住宅営業マンや設計士に要望を伝えますが、この時点での伝え方によっては失敗するリスクがあります。
特に、何となくの希望で要望を伝えると、間取りが固定されてしまい、後で大きな変更が必要になる可能性があります。
1:理想の生活スタイルを明確にする
理想の間取りを考えるためには、まず自分や家族の理想とする生活スタイルを明確にすることが重要です。
日々どのような生活を送りたいのか、どのような価値観を大切にした家づくりを目指すのか、家族で話し合うことで、間取りの基本方針を決められます。
2:細部まで気を抜かずに話し合う
間取りや外観・内装デザインを決め、工事が始まるまでには長い時間がかかります。
その間、仕事や日常生活と並行して家づくりを進めていくことになりますが、細部まで気を抜かずに話し合うことが大切です。
コンセントやスイッチの位置など、細かな部分も納得するまで話し合って決めることで、後悔のない家づくりが実現します。
今回は、間取りを計画する際の基本ポイントと、実践的なアプローチについて紹介しました。
「後から対応が難しいポイントを押させる」、「間取りの要望伝達タイミングで失敗しない」、「理想の生活スタイルを明確にする」、「細部まで気を抜かずに話し合う」、これらのポイントを押さえることで、間取り失敗のリスクを減らていきましょう。
家づくりの成否を分けるのは、間取りを決めて書き上げる平面詳細図だと言っても過言ではありません。
そのため、じっくりと時間をかけ、自分が納得するまで何度でも変更してもらいましょう。
また間取りを成功させる秘訣として、平面図が出来上がったら、その図面上で一日の生活を想像してみましょう。
朝、寝室でしたらトイレ、その後は朝食の準備でキッチンへ。
お昼に外出した後は、まずは洗面所で手を洗って、キッチンで夕食の準備をし、食後は・・・。
と言うように、一日の生活を平面図上で想像してみます。
出来れば、平日と休日を分けて考えてみましょう。
このように自分の生活を平面図上で想像してみて、不都合な所が出てくれば、図面を修正してもらい、また修正した図面上で自分の生活をイメージと言う作業を繰り返す事により、理想の間取りへと近づいていくと思います。
アーカイブ