2024/11/19
家の内装を黒色でつくりたい...
梅雨時期に入り、これからしばらくはジメジメと嫌な季節が続きますね。
現代の住宅は、場合によってはカビの温床になることもあります。(>_<)人間にとって快適な住まいは、カビにとっても住み心地の良い場所なのです。そこで今回は、自分でできる、住まいのカビ対策についてご紹介します。気温も湿度も上がってくる梅雨から夏にかけての環境は、カビにとって最適となります。もし、そこにカビの好物があったら、あっという間に大繁殖してしまいます!高温多湿な日本の気候では、カビから完全に逃れることは出来ません。しかしある意味では、昔から日本人はこの高温多湿の気候のために、カビと一緒に生活をしてきたといえるかもしれません。その代表的なものが日本酒ですね。例えば葡萄酒の場合は、葡萄の糖分を『酵母』がアルコールへと変えてくれます。しかし日本酒の場合は米から作られる為、糖分がない。そこで米の中に含まれているデンプンを糖分に変えてくれるのが、みなさんもよくご存じの『麹』なのです。最近はお酒だけでなく、塩麹などとして、料理にもよく使われますよね。しかしこの麹というものは一種のカビです。つまり日本酒造りとカビは、切っても切れない関係と言えるでしょう。その他にも、しょうゆ、みそ、みりんなどの製造にも麹は使われますし、また鰹節を作る時にもカビは利用されます。そう言えば、海外ではブルーチーズなんかはカビを使ってますよね。
しかし昔から日本人がカビと共に生活をしてきたとしても、やはりカビには有益なものと有害なものがあります。しっかりとお部屋の中のカビ対策を行いましょう。
まず、普段のお掃除をより入念に行う・回数を増やすなどして、カビの繁殖を出来るだけ抑えることが、カビの健康被害から身を守るにあたってのポイントになります。カビはどんな場所でも「温度・湿度・酸素・栄養」があれば繁殖しますが、逆に言うと、「温度・湿度・栄養」を調整することで、カビの繁殖を極力抑える事が出来ます。なので、そのための対策として、まずは、風通しを良くする事が大切です。押し入れやクローゼットは閉めきりにせず、ちょっとでも開けて通気を心がけることで、湿気を逃がす事が出来ます。さらにこまめな掃除も大切です!カビが喜ぶ栄養を家の中に放置しないことで、カビの繁殖を防ぐ事が出来ます。更に温度や湿度を常にチェックする事も大切です。温度計と湿度計を室内に常備して、室温や湿度が高かったらエアコンや除湿器で下げるといった工夫を行えば、ぐっとカビの発生が抑えられるはずです。また部屋内の内装を調質効果のある漆喰や珪藻土などに変えるのも効果があるかもしれません。
カビの発生により気管支喘息などのアレルギー症状や様々な病気を発生する事があります。まずはこまめな掃除と通風を心がけ、カビの対策を行いましょう
本日の会社の窓からの風景。このような天気がしばらくは続くのでしょうね(-_-)
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