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日本FP協会 山口支部継続研修

日本FP協会 山口支部継続研修

先週の土曜日、山口県防府市で日本FP協会 山口支部の継続研修が開催されたので、参加してきました。

通常、各支部の研修会が開催される時、2時間の講義が2講座開催されます。今回、そのうちの一つの講義の内容が

『高齢社会における顧客本位の業務運営について』

と言う内容でした。

講義の内容はさておき、その話の中でひとつ面白い数字を教えてもらいました。それは、

2018年9月の時点で山口県内に在住している100歳以上の年齢の方は1,157人いるそうです。

その内訳はなんと、女性1,022人 男性は135人だそうです。約7.5倍ほど、女性の方が多いのですね。

この話を聞いた時、なぜか以前、知人に質問された事を思い出しました。その質問とは、

『家を建てるのと、賃貸に一生住み続けるのは、どっちが得なの?』

と言う質問です。

この時は、どんな家を建てるか?どんな賃貸に住むかで条件は大きく変わるけど、トータルのコストはどちらもあまり変わらないし、老後の事を考えると、家を建てた方が安心なんじゃない?

と言うような答え方をしたと思います。

確かに、賃貸の場合は自分のその時の生活スタイルに合わせて住む場所も、住む家の大きさやコストも変えれますし、固定資産税などの税金がかからないと言ったメリットもあります。

しかし、実際に100歳以上の方は女性の方が7.5倍も多いと言う数字の現実を見せられると、考えさせられるものがあります。

例えば、自分達夫婦が70歳、80歳になったとき、賃貸住宅で生活していて、二人ともまだ健在ならばよいのですが、統計上男性の方が早く無くなる訳ですから、女性の一人暮らしで70歳、80歳、90歳になった時、その時に毎月家賃を払い続けないといけないというのは非常に大変ではないですかね?

そう考えると、お金は残せなくても、せめて住む所だけは残してあげたいと言う考えも分かります。

しかしどうせ家を建てるのなら80歳、90歳になった時、例えばリフォームして子供夫婦と一緒に住もう?とか、売却して老人ホームに入ろうか?とか、はたまた売却して、もっと便利な街中のマンションに住もうか?など、何かのターニングポイントにアクションを打てるような資産価値のある建物を建てておきたいものですよね。

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