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山口県災害備蓄プロジェクト

山口県災害備蓄プロジェクト

10月19日(土) 山口県災害備蓄プロジェクトの備蓄品の引き取り式のため、山口県岩国市錦町にあります道の駅ピュアラインにしきに隣接する錦町農産加工株式会社にお邪魔してきました。

この山口県災害備蓄プロジェクトですが、簡単に説明させて頂きますと、

PICC(一般社団法人公益資本主義推進協議会:https://picc.or.jp/index.html)山口準備委員会に加盟する企業がスタートさせるプロジェクトで、近年多発する自然災害に対し、まずは企業は自社の社員の福利厚生の一環として、社員分の緊急時の食糧と水を自社に備蓄していきましょう。そしてもし、山口県内の自分たちの地域以外の場所で災害が起こった場合、その備蓄している食料や水を寄付しようと言う活動です。

大規模災害が発生した場合、3日間は人命救助が優先される為、直後の3日間は公的な支援があまり期待できません。日本気象協会が推進する「トクする! 防災」プロジェクトのリリースをもとに、「災害に備えた備蓄」について、基本的なルールを紹介させていただきますと、 災害直後の生活を自力で乗り切るための備蓄量として、「3日分×家族の人数分」を目標しています。

その為、水は一人一日3リットルが目安で、3日間で9リットル。1日3食が3日間で9食分、この量に家族の人数を掛けた数量の備蓄を推奨しています。

しかしこの3日間の食糧・水をストックしていく中で、一番問題になるのが食糧・水の消費期限です。その為、日本気象協会が推進する「トクする! 防災」プロジェクトではストックしている食料・水の消費期限が来る前に家庭内で消費して、また新しい食料・水を補完しておくローリングストックを推奨しています。

しかし、家庭内でも消費期限を忘れてしまっていたり、企業でストックする場合でも消費期限が短いと頻繁にストックの入替をしなければならないなどの問題があります。

その問題に対し、先に登場しました錦町農産加工株式会社では5年間保存が可能なペットボトルのお水と5年間保存可能なレトルトのご飯を開発しました。

 

この商品の開発が、今回の山口県災害備蓄プロジェクト発足のきっかけとなりました。

ちなみにこの水2リットル6本入り一箱を購入すると、一箱につき6円が日本赤十字社に寄付される事になっています。(https://www.yamaguchi.jrc.or.jp/news/8314

また、山口県災害備蓄プロジェクトではまだ確定的ではないのですが、各企業の5年間の消費期限が迫って来た時には、ストックしているお水やご飯は子ども食堂等に寄付する事も考えています。

しかし、現状この活動に参加している企業は以下の7社しかありません。

錦町農産加工株式会社(岩国市:http://nishiki-no-konnyaku.com

株式会社山陽パーツ(周南市:http://sanyo-parts.com

株式会社ヴィーテック(下松市:http://www.vitech.co.jp

有限会社パートナーパブリシティ(周南市:https://partner-s.co.jp

エフエムいわくに(岩国市:https://www.facebook.com/FMIWK/

株式会社ワコム(岩国市:http://english.wacom-japan.com

季美の住まい株式会社(岩国市:https://kibino-sumai.jp

順不同

まだまだ小さな活動ですが、この活動が今後全国のPICC加盟企業や、その他多くの企業様にご賛同いただき、被災地支援の大きな活動へと発展して行けたらと思っています。

 

 

 

 

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