2024/11/19
家の内装を黒色でつくりたい...
家づくりをお考えの方に意識していただきたいのが、家事動線です。
家事動線について、聞いたことがない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、家事動線について、その間取りの例とともにご紹介します。
ぜひお役立てください。
まず、家事動線とは何かについてご紹介します。
家事動線とは、炊事や洗濯などの家事をする際に移動する経路のことです。
家事は毎日行うことなので、快適な生活のためには、いかにスムーズに行うかが大切ですよね。
家事をする際の動きや、使うものを意識して、間取りを決めていきましょう。
また、家事動線を考える際は、料理と洗濯、掃除の3つがまとまっていることが大切です。
では、動線を意識した間取りにはどのようなものがあるのでしょうか。
3つの例をご紹介します。
1つ目が、キッチンについてです。
キッチンは、調理手順を踏まえてコンパクトに配置するのがおすすめです。
調理する際の一連の動作をイメージしながら、間取りを工夫しましょう。
また、見落としがちなのが、コンセントの位置と数です。
どこでどんな家電を使うのかを考え、事前に配線計画を立てましょう。
さらに、玄関とキッチンの距離も大切です。
遠すぎると、荷物を運ぶ作業でさえ大変です。
キッチンの近くに勝手口を設け、駐車場までの動線を短くするのもおすすめです。
2つ目が、収納についてです。
収納は、ものを使う場所を把握してつくるのが大切です。
あらかじめ片付ける場所を決めておけば、自然と部屋が散らからなくなり、掃除も楽になります。
リビングに家族の服を収納し、そこで着替えられるクローゼットも人気です。
洗濯物を一か所に集められるため、家事が一気に楽になります。
また、玄関に土間収納をつくれば、外遊び用のおもちゃなどをそのまま収納できるためおすすめです。
このように、収納で大切なのは量よりも位置や出し入れのしやすさということを頭に入れておきましょう。
3つ目が、洗濯の動線についてです。
洗濯は洗ってからクローゼットに仕舞うまでに、たくさんすることがあり意外と重労働ですよね。
洗濯の動線を考えるときは、このプロセスを意識するのが大切です。
例えば、洗濯機の近くに仕舞える場所があれば、たたんでから仕舞うまでの動線が短くて済むため負担を軽減できます。
今回は、家事動線についてご紹介しました。
快適な暮らしを手に入れるために、間取りを決める際は実際に家事をするところを想像してみましょう。
ぜひこの記事を参考にしていただければ幸いです。
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