2024/11/19
家の内装を黒色でつくりたい...
住まいにおける快適さのカギは、「快適な室内温度」です。
では、室内の快適な温度とはいったい何度なのでしょうか。
今回は、室内の最適な温度と、温度の保ち方をご紹介します。
新築をお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。
室内で快適に過ごせる温度は、夏場と冬場で異なります。
夏場は25〜28度、冬場は18〜22度が快適な温度とされています。
夏場は半袖を着ているため、18〜22度まで下げると寒さを感じてしまいます。
電力消費も激しくなるため、25〜28度程度でちょうど良いでしょう。
夏場と冬場で適温は異なりますが、それ以外にも、条件によって適温が変わる場合があります。
例えば、ペットと過ごす場合、そのペットがストレスを感じない温度に保つ必要があります。
ハムスターやフェレット、うさぎなどの小動物は寒暖差に弱いため、特に気を使う必要があります。
息づかいが荒く、舌を出している場合は温度が高すぎる可能性があるため、エアコンで調節しましょう。
また、赤ちゃんがいる場合も温度管理には要注意です。
大人は適温から多少外れていても問題ない場合が多いですが、赤ちゃんは体調を崩してしまうこともあるため、様子を見ながらこまめに調節してあげましょう。
では、適温を保つにはどうすればよいのでしょうか。
家づくりにおいて言えることとしてはまず、窓の気密性と断熱性を高めることが挙げられます。
既存住宅では特に窓の性能が低く、夏の建物に流入する熱の72%、冬の建物から流出する熱の52%が窓からだと言われています。
新築時には、二重ガラスを選んだり、断熱性の高いサッシを選んだりして断熱性を高めましょう。
あとからできる対策には、
・隙間ガードシールを貼る
・断熱シートを貼る
・内窓を取り付ける
・断熱カーテンに取り替える
・カーテンの隙間を埋める
などがあります。
隙間ガードシールや断熱シートを貼ったり、カーテンの隙間を埋めたりすることは簡単でお金もかからないため、すぐに対策できます。
内窓はセットが売られており、自分で取り付けられることもあるため、時間がある方は検討してみても良いでしょう。
今回は、室内の最適な温度と、部屋の温度を逃がさない方法について解説しました。
家で過ごす時間の快適さは、室内の温度環境によって大きく左右されます。
常にリラックスして過ごせる家を実現するためにも、断熱にぜひこだわってみてください。
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