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『新築住宅の完成イメージ』作り 3DCAD、模型など

自由設計の建物の場合、ある土地に対して全くのゼロから建物が作られて行きます。何もない状態から建物をイメージして、図面を書き、その平面の図面に対し、立体の建物が出来上がって行くわけです。もちろん、その図面の中にはお施主様の要望であったり、想いであったり、また設計者の思想であったり、表現であったりが込められています。

でも、平面の図面(2D)から立体である建物(3D)を想像するのは、なかなか難しい事です。多くの方は、普段、建物の図面など見る機会がほとんど無いと思いますので、そこから立体を想像するのはやはり難しい事だと思います。

弊社にも図面を3Dで見てもらうCADソフトもあるのですが、やっぱり3Dと言いつつも、見ている画面は2Dなので、完全にイメージする事はやはり難しいかもしれません。まあ、近い将来VRがどんどん進化していけば、まるで新築の家が目の前にあるような仮想現実が味わえるのかもしれませんが(・_・;)

その様に平面から立体をイメージするのは、なかなか難しい事です。しかし、そんな時の為に

『スタディ模型』

と言う模型を作成します。

 

 

これらの模型は実際の建設予定の建物を1/50~1/100に縮小した模型です。

このような模型作成する事により、細かなディティールや敷地に対する配置などを分かりやすく確認する事が出来ます。

また模型にする事により、目の前で回転させたり、下から見上げたりと、なかなか図面上ではイメージ出来ない事も分かりやすくなります。

もちろん、この様な模型はある程度話が詰まった状態でないと作成する事が出来ません。場合によっては、初期の段階ではボリューム模型と言う外観のマスデザインが分かる程度の模型を作成する事もあります。

ゼロから建物を創造すると言う事は、楽しくもあり、難しくもあります。その中で、お施主様のイメージをより細かく実現していく。その為にも、模型作りも大事な仕事の一環となっております。

 

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