2024/11/23
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お子様がいるご家庭は、将来子どもが大きくなった時に家の広さが十分なのかどうかが不安になりますよね。
実は、小さいお子様がいるご家庭での家づくりで必ず考慮すべきことがあります。
そこで、今回は子育てする時の家の広さの目安と注意点についてご紹介します。
必要最低限の居住スペースは
・1人 25平方メートル
・2人 30平方メートル
・3人 40平方メートル
・4人 50平方メートル
とされています。
これは、あくまでも子どもが未就学児の場合なので、子どもが成長したあとも十分な居住スペースが用意できるようにしておきましょう。
未就学児から中学、高校へと上がっていくと子ども一人で過ごす子ども部屋も必要になってきます。
今後のライフスタイルの変化や子どもの成長に合わせた広さを取れるようにしなければいけません。
標準的な家の広さは都市と郊外によって変わります。
都市の標準的な居住スペースは
・2人 55平方メートル
・3人 75平方メートル
・4人 95平方メートル
郊外の標準的な居住スペースは
・2人 75平方メートル
・3人 100平方メートル
・4人 125平方メートル
とされています。
やはり、都市は郊外と比べて家賃が高くなるので、標準的な居住スペースが狭い傾向にあります。
また、都市はアパートやマンション、団地などに住むことを仮定し、郊外は戸建てに住むことを仮定している所が標準的な居住スペースに差が生まれる原因です。
先ほどの必要最低限の居住スペースと比べて、標準的な居住スペースはある程度スペースに余裕ができます。
そのため、収納スペースや子ども部屋などが設置しやすいでしょう。
4人以上で暮らす場合、必要最低限の広さであれば45~50平方メートル、都市での標準的な広さは85~95平方メートル、郊外での標準的な広さは112~125平方メートルです。
これらの居住スペースはあくまで目安です。
間取りや家具の配置、光の採り入れ方など開放感のある部屋作りを目指せば、狭いスペースでも居心地良く過ごせます。
1.片付けやすい広さにする
居住スペースは狭すぎると整理整頓がしにくくなりますが、かえって広すぎる居住スペースは掃除が行き渡らない場所が出てきます。
特に、育児をしている最中は掃除する時間を十分に取れないことも多くあります。
そのため、居住スペースは掃除できる範囲の大きさにすることをおすすめします。
2.今後も住み続けられる広さを意識する
家作りをする上で重要なことが、将来のライフプランを見据えることです。
将来、子どもが大きくなると子ども部屋が必要になってきます。
お子様が複数人いらっしゃる場合は、部屋の広さや部屋を分けるかどうかも考えておきましょう。
子育てしているご家庭が家を作る際には、将来を見越した居住スペースが必要です。
特に、子ども部屋を用意できるスペースがないと子どもが大きくなった時に困ってしまいます。
今後も快適に過ごしていける家にするためにも、家の広さは考慮しなければいけません。
また近年は建材や資材の高騰による建築費の増加、また高気密高断熱・省エネ志向への高まりなどにより、従来のような大きな家よりもコンパクトで使い勝手がよい高性能な住宅が求められる傾向にあります。
注文住宅をご検討中の方は、ぜひ当社までお気軽にご相談ください。
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