2024/11/23
鉄骨階段のデザインをもっと...
吹き抜けのある家にどのようなイメージをお持ちでしょうか。
太陽光で明るい、自然な風が流れる、開放的などプラスなイメージをお持ちの方も多いと思います。
しかし、吹き抜けのある家の夜はどうでしょうか。
日が沈んでからだと、明るさを確保するために照明が必要です。
そこで今回は、吹き抜けがある家での照明の設置場所と照明器具について解説します。
吹き抜けがあると、日中は照明がなくても太陽光で室内が明るくなりますが、日が沈むと照明なしでは明るさを確保できません。
では、吹き抜けがある場合、どこに照明を取り付ければ良いのでしょうか。
吹き抜けがあると天井が高くなってしまうため、生活スペースまで十分な明るさが届くか心配なところです。
実は、吹き抜けがある場合、必ずしも天井に照明を取り付けなくても良いのです。
照明の設置のポイントは2つあります。
高い天井に照明を設置すると、部屋全体を同じ明るさにできるものの、その明るさレベルは低くなってしまいます。
十分な明るさが確保できず、また追加で照明を設置することになり、とても非効率です。
そのため、吹き抜けがある場合は、必要な場所それぞれに照明を設置することを意識しましょう。
ダイニングテーブルの上、ソファの手元など明るさが必要な場所それぞれに設置することで、快適さも向上し、リラックスできる空間が生まれます。
照明器具の数は増えてしまいますが、ワンポイントずつの照明が部屋をおしゃれな雰囲気にもしてくれます。
必要な場所にのみ照明を設置してしまうと、スイッチを点けてない間は部屋全体が暗くなってしまいます。
そこで、天井を照らす照明も設置することで、それぞれ必要な場所の照明のスイッチを入れなくても、最低限の明るさを確保できるのです。
天井を明るくするための照明設置場所は、天井だけではありません。
間取りや他の照明器具の場所も考えて、天井を照らせるような場所に照明を設置しましょう。
照明の設置場所が決まったら、照明器具を選びましょう。
全て同じにして統一感を出すのも良いですが、それぞれの場所に合わせて選ぶのもおすすめです。
・ペンダントライト
ペンダントライトは、吊り下げ式の照明です。
一般的な丸いフォルムのペンダントライトをはじめ、アンティークなデザインのステンドグラスのもの、柔らかい光になる木製のものがあります。
・スポットライト
スポットライトは、一部分のみを強く照らす照明です。
そのため、部屋全体を明るくするのには向いていませんが、壁際に設置することで吹き抜け上部を明るくできます。
・ブラケットライト
ブラケットライトは、壁に設置する照明です。
間接照明として使われることが多く、ペンダントライトの補助照明として設置するのがおすすめです。
デザインも豊富なので、「家をおしゃれにしたい」という思いから設置する方も多いです。
・ダウンライト
ダウンライトは、天井に埋め込んである照明です。
天井に設置するため、メンテナンスに手間がかかってしまいます。
一方で、どうしても壁際が暗くなってしまう吹き抜け空間において、補助照明として役割を果たしてくれます。
今回は、吹き抜けがある家の照明の設置場所と照明器具について解説しました。
日中は太陽光で、夜は照明器具のおしゃれな光でリラックスできる空間を吹き抜けとともに作ってみてはいかがでしょうか。
当社は、「資産価値を高める設計デザイン」で理想的な住まいをご提案します。
吹き抜けのある家をご検討中の方は、ぜひ当社までご相談ください。
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