2024/11/19
家の内装を黒色でつくりたい...
吹き抜けは、上から日光を取り入れられるため、周囲が建物に囲まれていても家の中の明るさを確保できます。
また天井が高くなるので、開放感ある家にもできます。
しかし、吹き抜けだからこそのデメリットも存在し、そのことで吹き抜けを採用したことに後悔してしまうケースも少なくありません。
そこで今回は、吹き抜けで後悔しやすいポイントとその解決方法を解説します。
一度は憧れる吹き抜けですが、いざ採用してみると後悔する方も多いようです。
一体、どのようなポイントで後悔しやすいのでしょうか。
吹き抜けによって、1階と2階の仕切りがなくなります。
コミュニケーションがとりやすいというメリットもありますが、反対に音が聞こえやすくなり自室にいてもプライベート空間が守られないというデメリットもあります。
また、匂いも2階に上ってしまうため、料理の匂いが壁紙や衣類に付いてしまう恐れもあります。
こちらも、吹き抜けで1階と2階の仕切りがなくなるために発生する問題点です。
夏は1階に冷気が溜まり、冬は2階に暖気が溜まるため、空調が効きにくくなってしまうのです。
吹き抜けを採用することで、天井が高くなります。
天井が高いことで、天井に設置した照明や窓の掃除やメンテナンスが難しくなってしまいます。
脚立を使って掃除をするにしても、落下の危険性があるため集中して掃除できません。
上記の後悔ポイントがあるからといって、すぐに吹き抜けを諦めてはもったいないことです。
解決方法があるので、参考にしてみてください。
1.「室内の温度を保ちにくい」を解決する
室内の温度を保ちやすくするためには、2つの方法があります。
・高気密高断熱住宅にする
高気密高断熱住宅は、冷暖房が効きやすくなるだけではなく、家全体の温度差を解消してくれるので、1階と2階に仕切りがない吹き抜けのある家で効果をとても発揮してくれます。
・シーリングファンを設置する
吹き抜けの天井にシーリングファンを設置することで、家全体の空気を循環させてくれるので、温度差を解消してくれます。
2.「掃除が大変」を解決
簡単に掃除ができるようにするためには、照明や窓の位置を高くしすぎないことが重要です。
照明器具を吊るす式の照明や昇降式の照明にすることでも、掃除の大変さを解消できます。
今回は、吹き抜けで後悔しやすいポイントとその解決方法を解説しました。
開放感を演出できる吹き抜けは、1階と2階の仕切りがないことで生活環境に悪い影響を与えてしまう恐れもあります。
吹き抜けを採用する際は、高気密高断熱やシーリングファンなど他の手段を活用して、快適な暮らしになるような家を設計しましょう。
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