2024/11/19
家の内装を黒色でつくりたい...
1年中快適な家とは、どのようなものでしょうか。
夏は涼しく、冬暖かい家を作るためにはいくつかのポイントがあります。
この記事では、快適な家を作るうえで大切にしておきたい項目について、詳しくご説明していきます。
間取りを決める際は、ぜひこの記事を参考にしてみてくださいね。
快適な家を構成する要素としてよくあげられるのが、断熱性と気密性です。
断熱性とは、外からの熱が伝わらないようにする性質のことを指します。
夏は、暑さが室内に伝わらないように、冬は室内の温かさが外に漏れ出ないようにする働きがあります。
一方で気密性とは、外気が室内に侵入しにくい性質を指します。
断熱性は、温度に関係する性質でしたが、気密性は空気に関係します。
気密性が高いとはつまり、隙間がないということです。
外の空気が室内に侵入することを防ぎ、室内の空気が外に移動しないようにします。
以上の2つの要素により、室内が快適な温度に保たれます。
快適な家を作る際には、この断熱性と気密性が高くなるような設計をすると良いでしょう。
家の中で、どこが最も外気と触れやすいか考えてみましょう。
1番外からの影響を受けやすい場所は、皆様ご存知の通り、窓です。
そのため快適な家を建てるためには、窓の作りに注目するのがポイントです。
特に冬の室内の熱と空気の放出を防ぐためには、断熱性の高いものを選ぶのがおすすめです。
断熱性の高い窓は、ガラス板が2枚になっています。
複層ガラスの場合、ガラス同士の間には空気が充填されています。
より高い断熱性能を求める場合、この空気をより熱伝導率の低いアルゴンガスに変更すると良いでしょう。
さらに窓の断熱性を高めるために、サッシにもこだわってみましょう。
サッシの材質は樹脂とアルミの複合サッシか、樹脂サッシを使用すると断熱性が高くなるためおすすめです。
また、四季に富んだ日本では、地域によって気候が異なります。
冬に雪が積もるような寒い地域に家を建てる場合は、太陽光からの熱を室内に取り込めるガラスを選びましょう。
逆に暖かい土地に住む予定であれば、日光の熱の影響を受けにくい材質の窓を選ぶと良いでしょう。
快適な家を作るポイントは、断熱性と気密性です。
どちらが欠けても、過ごしやすい住宅を作ることは難しいため、どちらも意識しておきましょう。
この記事が参考になったという方は、ぜひ、マイホーム設計の際にこの2つの要素を考慮してみてくださいね。
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