2024/11/19
家の内装を黒色でつくりたい...
「ヒートショック対策をしたい」
マイホームを検討中の方で、このようにお考えの方はいらっしゃいませんか。
そこで今回はマイホームにおけるヒートショック対策について紹介します。
ぜひお役立てください。
ヒートショックとは、脳卒中や心筋梗塞などの病気を引き起こす危険な現象のことです。
具体的には、体が温度差にさらされることで、血圧が上下し、心臓や血管の疾患が起こることを言います。
血圧が急激に上がったり下がったりすることにより、脳内出血や心筋梗塞、大動脈解離などの病気が引き起こされるのです。
現在日本ではヒートショックが原因で年間累計1万人以上が亡くなっています。
これは交通事故の3倍とも言われているほど深刻な問題です。
これを踏まえると、ヒートショックは意外にも自宅内で発生することが多いと言えるでしょう。
この現象が起こりやすい場所はお風呂場とトイレです。
とくに冬場のお風呂やトイレは、エアコンが効いているリビングと違って冷え込みます。
脱衣所は外気によって温度が下がっているため、衣服を脱ぐことによりさらにお湯との温度差が生まれます。
そして、寒い浴室の中で急に熱いお湯につかることでヒートショックが引き起こされます。
また、トイレは夜中に行くのが危険です。
これらの理由は、暖かい布団の中を抜け出し、冷え込んでいるトイレに行くことで血圧の上下が起きるためです。
布団の中は30度前後を保っているのに対して、断熱・気密性能の低い家のトイレは6度程度になるので注意が必要です。
1つ目は浴室についてです。
浴室は水を扱う場所であるため、持ち運んでヒーターを使用することはできません。
しかし、ヒートショック対策を考えた場合、あらかじめ浴室をヒーターで温めておくと良いでしょう。
それによって温度差は少なくなります。
2つ目はトイレや脱衣所についてです。
トイレや脱衣所の対策として小型の暖房機の設置やコンセントの追加がおすすめです。
また、浴室との温度差を無くすために空間を暖めるのも有効的です。
加えて、コンセントを増やすことで、持ち運びのできるヒーターを設置できるのでとても便利です。
3つ目は家の構造についてです。
高断熱な家づくりをすることで、ヒートショックを防げます。
高断熱とは、熱が伝わりにくいということなので、冬場でも外の冷気が室内に伝わりにくくなります。
壁や床、天井に断熱材を充填することで、断熱性は高めることができます。
今回はマイホームのヒートショックについて紹介しました。
お悩みの方はぜひ一度当社にご相談ください。
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