2024/11/23
鉄骨階段のデザインをもっと...
最近の住宅設備は色々な機能を持った設備機器があり、特にここ数年で一番関心が高かったのは、エコに関する事だと思います。一番代表的なのはやっぱりLEDですよね。今まで消費電力が高く寿命の短かった白熱電球からLEDに代わり、長寿命低電力が実現されました。その他にも消費電力の少ないエアコンや、従来の電気温水器に比べ各段に消費電力の少ないエコキュートの普及など・・・・って、これって電気関連の事ばかりじゃないですか?(?_?)
よく家計の心配をする時に水道光熱費とか言う言い方をしますよね?これってだいたい水道代、電気代、ガス代などを含んだ費用の事だと思います。と言う事は、電気代だけ減っても、他は減らなくていいの?(?_?)
と言う事で少し水道の事も書いてみたいと思います。
現在、新しい水栓の殆んどが節湯、節水水栓となっています。
この様なシンプルな水栓でも節水コマ入りとなっており、従来の水栓に比べ無駄な水が出ないようになっています。
また節湯水栓については、更に細かい規定があります。
この節湯水栓の削減率 何パーセントとか書いてありますが、これは消費エネルギーを表しているので使っている水量が直接減っている訳ではありません。これは、住宅の一時消費エネルギーの約31%が給湯に使われていると言う事がありますので、節湯水栓を使用してエネルギーの消費量を削減する事が主な目的になっているからだと思います。
そして私も最近知ったのですが、節湯水栓の中に水優先吐水という物があります。これは、シングルレバーの混合水栓の場合、今まではレバーが正面に来ている時は、水とお湯が混ざったお湯が排出されていました。これに対し水優先吐水の水栓では、レバーが正面に来ている時は水だけが排出され、そこから左に回していくと徐々にお湯に代わっていきます。これにより今まで水だけでよかったのに、お湯まで一緒に使う事がなくなり、お湯の使用量を削減する事が目的になっています。
最近、実家の洗面化粧台を交換するのに洗面化粧台だけ買ってきて自分で取り付けたのですが、レバーが正面にある時に水しか出なかったので交換に失敗したのかと思っていたんですが、こんな理由があったんですね。
普段何気に使っている水栓ですが、やっぱり少しずつでも改良されて進化しているんですね。ひょっとして家にある古い水栓だけリフォームして交換すると、節約になって元が取れるかもしれませんね(^-^)
灘本
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