2024/11/19
家の内装を黒色でつくりたい...
床材の種類は豊富のため、どれを選んだらよいか難しいですよね。
そこで今回は、床材の種類や、場所別の床材の選び方についてご紹介します。
床材を選ぶ前に、床材のそれぞれの特徴をご紹介します。
最初に思い浮かぶ床材といえば、フローリングですよね。
無垢フローリングは、木目が美しく、触覚が良い一方、湿度により縮む可能性があります。
複合フローリングは、味わいが少ない分、縮みにくく、耐久性に優れています。
滑りにくい床材は、カーペット(じゅうたん)です。
柄の種類が多いため、お好みの雰囲気に合わせた部屋作りができますよね。
ただ、シミの心配や、手入れの大変さがデメリットです。
万能な床材は、コルクです。
歩きやすさ・汚れにくさ・掃除のしやすさなど、様々な観点から優秀な床材です。
しかし、太陽光が当たる箇所はどうしても色あせてしまいます。
補修しやすい床材は、クッションフロアです。
歩きやすさ・掃除のしやすさからも万能型です。
ただ、耐久性にやや懸念があり、デザインによっては安物に見えてしまう恐れがあります。
高級感満載の床材は、天然石です。
汚れにくく掃除はしやすい特徴があります。
一方、素足で歩くには冷たく硬いため、採り入れる場合は、特徴に合った場所で使用しましょう。
柄の種類が多い床材は、フロアタイルです。
加工しだいでは、素材感を演出できます。
しかし、素材の硬さから割れる可能性があります。
耐久性や耐水性に優れている床材は、モザイクタイルです。
目の細かいタイルのため、フロアタイルより耐久性に優れています。
ただ、滑りやすい点に注意をしましょう。
断熱性のある床材は、畳です。
保湿性もあり、柔らかい肌触りのため、一年中快適に過ごせます。
素材は伝統のあるい草畳にするのか、縁は付けるのかなど、種類を選べるのも特徴です。
一方、コルクと同様に、色褪せやすいといった特徴があります。
床材の選び方の1つに、場所別に選ぶ方法があります。
「この場所には必ずこの床材しかいけない」というものではありませんが、床材の特徴と場所の相性からおすすめの床材をご紹介します。
リビングには、やはり無垢フローリングがおすすめです。
家族がよく使う場所のため、無垢フローリングの木目の美しさを活用してみてはいかがでしょうか。
子どもが使う部屋には、耐久性のある複合フローリングがおすすめです。
子どもは元気に動き回るため、傷の付きにくい床材にしましょう。
寝室には、柄の種類が多いカーペットがおすすめです。
寝室はゆったりとしたいプライベートな部屋であるため、たくさんある中から好きな柄のカーペットで素敵な空間を表現してみましょう。
脱衣所やトイレには、掃除のしやすいクッションフロアがおすすめです。
水に濡れやすい場所であるため、掃除のしやすさが大切です。
キッチンには、機能性からクッションフロアを、デザイン性からフロアタイルをおすすめします。
汚れが付きやすい場所であるため、掃除のしやすいクッションフロアか、柄の種類が多いフロアタイルが良いでしょう。
洗面脱衣所やトイレの床などは水や汚れに強いクッションフロアーを使う事は一般的によくある事ですが、あまりに各部屋ごとに床の使用材料を変更すると家全体の統一感がなくなってしまう事がありますので、注意が必要です。
この記事では、床材の種類や、場所別の床材の選び方についてご紹介しました。
床材の種類を捉えて、場所ごとに最適な床材を選びましょう。
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