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『庇の出』 四十路工務店営業マン(本厄)の自宅建築日記 その㉕ 

まずはこの写真をご覧ください。

この写真は建物の北西側の写真です。2階部分の出っ張っている所は、内部が階段室になっています。

そこで見て欲しいのは、この出っ張っている部分の壁。この日は前日の夜から雨が降って、朝には止んでいました。この建物の桁側は『そとん壁』と言う熊本のシラス台地から取れる材料を使った塗り壁となっています。その為、上塗り材は水が染み込み、下塗り材で防水すると言う特徴があるのですが、今回はその話は置いておいて、見ていただきたいのは濡れて色が変わっている部分です。

一階部分には少しだけ飛び出た下屋根があり、この部分は濡れていないですよね?当然、2階の庇がある部分も濡れていません。特に下屋根なんてほんの少ししか出ていないのに濡れていないですよね?でも2階の出っ張った部分は、庇がほとんどないので、濡れています。本の少しの差なのに・・・。まあ、その日の雨の降り方もあるのでしょうが・・・。

現在、デザイン住宅などと呼ばれる建物で、庇の出が無く、真四角な建物がよくあります。まあ、それをデザイン住宅と呼んでいいのかどうかは分かりませんが・・・。そして庇が無い分、費用も抑えられるんですけど・・・。

ほんの少しの庇の有る無しの差で、これだけ雨に濡れる部分の差があるので、庇の出が無いと将来的には、やはり汚れの差であったり、耐久性の差であったりが必ず出てくると思います。

こちらの建物は10月末まではいつでも見学する事が可能です。お気軽にご連絡下さい。よろしくお願い申し上げます。

連絡先:季美の住まい㈱ 0827-43-1177 担当:灘本

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