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近年、洗濯や室内干しが可能なランドリールームへのニーズが増えています。
しかし、ランドリールームの有用性や設置した方が良いのかわからない方も多いです。
今回は注文住宅をお考えの皆さんに、ランドリールームがどのような空間か、また、そのメリット・デメリットについて解説します。

洗濯は、料理や掃除と同様に基本的に毎日行われている家事です。
特に、洗濯は作業の手間や時間がかかり、天気に左右されるため負担を感じやすいです。

ランドリールームは、洗う、干す、取り込む、畳む、しまうという洗濯の一連の作業が全て行える空間です。
室内の移動を省き、洗濯にまつわる時間を短縮できるため、非常に便利です。

近年は、共働きの家庭が増加しているためニーズが高まっています。
帰宅が夜になると室内干しをされる方が多く、ランドリールームは重宝されます。
また、家事動線が短縮され、忙しい時には片付けの手間が減るのでおすすめです。

ランドリールームはメリットとデメリットの両面を把握した上で、採用すると後から後悔せずに済みます。
ここでは、ランドリールームのメリットとデメリットを3つずつ解説します。

1つ目は、洗濯関連の家事が楽になる点です。
前項で述べたようにランドリールームは効率的であるため、無駄な移動や手間が省けます。
洗濯の時短に繋がり、他の時間にあてられるので非常に助かりますよね。

2つ目は、外気から受ける汚染を低減できる点です。
外干しだと、花粉や黄砂、PM2.5などの影響を受け、衣類が汚染されます。
そのような影響が気になるため、年間を通して部屋干しをしたい方もいらっしゃるでしょう。
ランドリールームは外部からの汚染を防ぐのに最適です。

3つ目は、天気が悪い日でも干せる点です。
雨や雪、台風の日でも洗濯できるのは非常に便利です。
また、雪が降る冬の寒い日でも室内で干せるのはありがたいですよね。

まずは、建築コストが上がる点です。
ランドリールームは床面積や内装工事、電気配線が増えるので建築コストが上がります。
それゆえ、限られた予算の中でランドリールームの設置はよく検討する必要があります。

次は、使いにくい場合、使わなくなる点です。
洗濯動線に優れる一方、他の家事や生活動線との調和も考慮する必要があります。
ランドリールームをいずれ使用しなくなることがあるので注意しましょう。

最後は、独立した部屋にこもり、作業することになる点です。
リビングの家族の気配を感じながら家事をしたい場合は、ランドリールームは向かない可能性があります。

今回は、ランドリールームがどのような空間であるのかとそのメリット・デメリットについて解説しました。
注文住宅をお考えの方はこの記事を参考にランドリールームの設置を検討してみてはいかがでしょうか。