2024/11/23
鉄骨階段のデザインをもっと...
グリーン住宅ポイントがはじまります。
この制度は昨年の次世代住宅ポイントと同じように、一定の条件の新築住宅の建築・購入、リフォーム工事に対し、新築で30~100万ポイント、リフォームで15~45万ポイントが発行され、指定の商品への交換か一部の追加工事の工事費に充当出来ると言う制度です。(1ポイント1円として計算)
新築住宅の要件としては
①契約時に建築1年以内、第三者が未入居の住宅
②一定の省エネ性能を満たす住宅
③購入者等が自ら居住する住宅が対象です。(申請は1人1回まで)
④分譲住宅の売主は、宅地建物取引業免許を有する者に限ります。
特にこの中の一定の省エネ性能を満たす住宅の要件として
A.高い性能を有する住宅: 長期優良住宅 ・認定低炭素住宅 ・性能向上計画認定住宅 ・ZEH
B.一定の省エネ性能を有する住宅:日本住宅性能表示基準で定める断熱等性能等級4かつ一次エネルギ消費量等級4以上の住宅
と言う条件を満たす満たすことが前提とされています。
リフォーム工事としては以下の必須工事と、必須工事と同時に行う事により申請出来る選択工事があります。(但し50000ポイント以下では申請出来ません)
必須工事
①開口部の断熱改修(窓交換、ガラス交換、ドア交換など)
②外壁、屋根、天井または床の断熱改修
③エコ住宅設備の設置(高断熱浴槽、節水型トイレ、節湯栓など)
選択工事
A.耐震改修工事
B.バリアフリー改修
C.リフォーム瑕疵保険への加入
上記の必須工事と選択工事を併せて申請をする形となります。
大まかに言えばこの様な内容になるのですが、その他にも新築だと・東京圏からの移住・多子世帯・3世代同居に対しポイント加算があったり、フォーム対しても使用する材料に制限や指定、断熱材の規定量以上の使用など、非常に細かな制限があります。
まだまだ始まったばかりで事務局に直接問い合わせをしないと不明な点も多いのですが、どうせ新築・リフォームをするのなら、是非、活用したい制度ですね。
※尚、地域型住宅グリーン化事業、ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)化による住宅における低炭素化促進事業、長期優良住宅化リフォーム推進事業などの国の補助金との併用は原則的に難しとお考え下さい。
アーカイブ