2024/11/23
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注文住宅で家を建てるのであれば、せっかくだから快適な住空間とこだわりのデザインを実現したいものです。
そんな方におすすめなのが、I型と呼ばれる設計の家です。
今回は、I型の家のメリットとデメリットについてご紹介します。
I型の家とは、特に1階建ての平屋住宅でよく見られる長方形型の家のことを指します。
以下のようなメリットとともに、独自のデザインを多く取り入れられる設計です。
1.通気性がある
I型の家においては、自然の空気が流れやすい設計になっています。
北と南の位置に窓を設置すれば一貫した空気の流れができ、十分な通気性を確保できるのです。
室内の湿気対策としても、I型の家は一定の機能があると言えます。
2.家事がしやすい設計
洗面所や台所を隣り合わせにすることで、家事がスムーズに行いやすくなる環境のことを「回遊動線」と言います。
I型で、特に1階建ての住宅の場合には、回遊動線を確保しやすくなるのです。
3.広い住空間を確保できる
住宅の中心にLDKを配置することで、それぞれの部屋の空間を広く設計できます。
通常の家では部屋と部屋の間に通路が設けられますが、結果的に部屋として使用できるスペースが狭くなりがちです。
一方で、I型の家はLDKを中心にしやすい間取りであり、中央のLDKは通路としての役割も兼ねるため、部屋の数を多くしたりスペースを広くしたりできるのです。
4.工事費用を抑えられる
I型の家は、工事費用を抑えられる傾向にあります。
他の1階建ての住宅に比べて、複雑な構造にする必要がなく、設計に要する費用が少ないためです。
先述した通り、I型の家は複雑な構造がなくシンプルであるため、費用を抑えられます。
しかし、シンプルな構造であるために、外観が単調になりやすいというデメリットがあります。
さらに、1階建ての場合、I型であるという特徴以外に外観の印象が残りにくいのです。
印象に残りやすい外観にするために、外から見える窓や屋根、外壁のカラーとデザインに一貫性を持たせたうえで、希望する家の外観が実現できるかどうか担当者に相談しましょう。
今回は、I型の家を建てることのメリットとデメリットについてご紹介しました。
I型の家は間取りや住環境にメリットをもたらす一方で、外観が単調な仕上がりになりやすいため、設計段階からデザインにこだわることが重要です。
当社は、お客様の理想を実現するための住宅設計についての相談を承っております。
I型の家について興味のある方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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