2024/11/23
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防音の鍵は窓にある？出窓の防音方法と騒音の原因についてご紹介！
家づくりの際は、快適な暮らしのために外の音が気にならないよう防音対策をしっかりしたいですよね。
しかし、ひとことで防音といっても、どこに気をつければ良いかわかりづらいですよね。
そこで今回は、出窓の防音方法と騒音の原因についてご紹介します。
□騒音の原因は出窓？
家の外にいる人の話し声や、車や電車が走る音など、騒音の多くは窓から入ってきます。
窓ガラスは壁に比べると薄いので、防音性が低いのです。
また窓ガラスから入ってくる音もありますが、窓とサッシの間に隙間があれば、そこから入ってくる音も騒音の大きな原因です。
とりわけ窓からの騒音は、サッシの隙間から入ってくる音がメインです。
高い音は防音シートなどを張ることで比較的遮断しやすいですが、低音の対策は難しいといわれています。
理由としては低音の方が壁や窓ガラスを通過する性質が高いからです。
□出窓の防音対策
＊内窓を設置する
内窓とは、室内側に窓をもう一枚設置する二重窓のことです。
窓を二重にすることで高い防音効果が得られます。
内窓を設置するときは、室内に障害物がないか注意する必要があります。
内窓は窓枠を室内に付け足す場合がありますので、そのスペースを確保する為、家具を動かす必要が出て来る場合があります。
また、内窓を設置することにより、窓を２度開けないといけない手間だったり、外窓と内窓の間のホコリが気になる方などは、カバー工法による窓自体の交換をご検討下さい。
＊遮音性の高いまどに変更する
従来の単板ガラスのアルミサッシをペアガラスを使用した樹脂サッシやハイブリットサッシに取り換えることにより、防音対策が可能です。
従来は窓を取り替える場合、窓の周辺の壁を取り交わすことが必要だった為、内外壁の補修や塗装が必要だったりと手間がかかっていたのですが、現在では既存のサッシ枠を残したまま取付ができるカバー工法がある為、以前はすべての工事を終えるのに日数が掛かっていた窓の交換工事が1日で終了できます。
＊防音ガラス
防音ガラスは、窓に使用するガラス自体が防音性能を持っているものです。
窓を交換するだけで完了するので、どんな場所にも施工できるのが特徴です。
二重窓を設置すると窓を2回開け閉めする必要があり、面倒に感じる事もあります。
防音ガラスであれば、一回で開け閉めできるので手間がかかりません。
施工する場所を選ばない防音ガラスですが、防音性能は二重窓に軍配が上がります。
防音ガラスでも静かな環境にする効果は充分にあるので、安心してください。
□まとめ
窓は、家の騒音の大きな原因です。
窓の防音性能を高めることは、快適な暮らしを手に入れるために重要なことです。
内窓や外窓の設置、防音ガラスの採用など、いくつか防音対策をご紹介したのでぜひ検討してみてくださいね。
