2024/11/19
家の内装を黒色でつくりたい...
高気密高断熱住宅でオール電化にすると電気代はどのくらい？
注文住宅購入予定の方の中には、その性能面で悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、高気密高断熱住宅について紹介します。
高気密高断熱は省エネといわれていますが、オール電化にした場合、電気代はいくらになるかを解説します。
□オール電化の高気密高断熱住宅の電気代について
オール電化の高気密高断熱住宅での電気代の例について紹介します。
1~12月の1年間の中で、冷暖房を多く使用する夏と冬は、電気代が高くなります。
24時間冷暖房を用いた場合、真夏の電気代は12000~14000円程度、真冬の電気代は14000~16000円程度となります。
一番高い時でも夏場で16400円程度、冬場では21300円程度です。
一方で春や秋などは、7000~8000円程度で収まります。
電気代は気温によってかなり左右されますが、オール電化にすることにより、電気代を低く抑えられます。
□高気密高断熱住宅だと電気代が削減できる理由とは？
高気密高断熱は一般的に、省エネだといわれています。
ここではその理由について解説します。
高気密高断熱住宅は住宅の隙間が少なく、断熱性が高い構造となっています。
この構造のおかげで、少ないエネルギーで冷暖房が効くため、電気代が削減でき省エネにつながります。
断熱性の高い家は、夏は冷房28℃、冬は暖房20℃のエアコン設定でも快適に過ごせます。
高気密高断熱住宅は、断熱性が高いのと同時に、気密性が高い構造となっています。
この気密性も電気代に関係しています。
気密性が悪いと屋内外の温度差によって換気の逆流が起きます。
さらに気密性が悪く、隙間が多いと空気が様々な場所から出入りしてしまい、換気のコントロールができなくなります。
このように、気密性能が悪いと適切な換気ができないことにより、冷暖房の効きが悪くなります。
気密性を上げることによって、換気を適切にコントロールできるので、熱のロスを防いで冷暖房の無駄遣いを減らせます。
それにより、電気代の節約にもつながります。
以上の理由から、高気密高断熱住宅は省エネであり、電気代の節約も可能といえます。
□まとめ
この記事では、オール電化の高気密高断熱住宅の電気代について、高気密高断熱住宅だと電気代が削減できる理由を解説しました。
電気代は気温によって左右されますが、オール電化の高気密高断熱住宅の電気代は他と比較して安価だといえます。
オール電化の高気密高断熱住宅を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。
