2024/11/19
家の内装を黒色でつくりたい...
最近CMでよく耳にするZEHですが、それが何なのかよくわからないという人は多いでしょう。
今回はZEHについて説明していきます。
ZEHとは、高性能な住宅と効率的な設備による省エネと太陽光発電による創エネの両方を兼ね備えた住宅のことを指します。
消費エネルギーを減らすために、断熱性をあげています。
断熱性を上げることでエアコンの効きが良くなり、省エネにつながります。
また、エアコンなどの設備を消費電力が少ないような最新モデルにすることで、そもそも少ないエネルギーでも快適に過ごせるようにしています。
ZEHの家にはHEMSというエネルギー計測装置が設置されており、消費電力が見える化されています。
このようにして消費電力を抑えることで、太陽光発電のみで普段の生活に必要な電力をまかなうことができます。
そして、普段の生活で使わなかった電力を売ったり、蓄電したりすることによってさらにメリットを感じられるという点がZEHの家の特徴です。
日本は2020年にZEHの家を標準的な家とし、2030年までに全ての新築住宅でエネルギーがプラスマイナス0になることを目標にしています。
これは地球温暖化が地球規模で問題になっていることが背景としてあります。
1つ目は強化外皮基準を満たしていることです。
これはZEHの家であるかどうかを判断する基準の中でも最も注目を集める項目です。
この基準を満たすと、省エネ性の高い家と判断できます。
従来の省エネ基準よりもさらに厳しい基準が設けられています。
2つ目は基準一次エネルギー消費量を20パーセント以上削減できていることです。
一次エネルギーとは、石炭や石油、天然ガスなどの自然界から直接得られるエネルギーのことを指します。
これらの一次エネルギーをもとに得られるエネルギーである電気は二次エネルギーと呼ばれます。
二次エネルギーである電気を一次エネルギーを使わずに創ることで、一次エネルギーの消費量を減らせます。
また、電気の消費量を減らすことも一次エネルギーの消費量削減につながります。
太陽光発電をしたり、断熱性を高めてエアコン効率を良くしたりすることで20パーセントのエネルギー消費量の削減に成功すればZEHの基準を満たすことになります。
3つ目は再生可能エネルギーを導入することです。
この代表例として太陽光発電が挙げられます。
ZEHの家の基準にその創出量は問われないので、少しでも創れていれば基準クリアとなります。
4つ目は基準一次エネルギー消費量を100パーセント削減することです。
前述のような基準を満たし、年間を通して一次エネルギー消費量を100パーセント削減できればZEHの家となります。
今回はZEHの家について紹介してきました。
これから家をつくるという人はZEHの家を検討してみてもいいでしょう。
住まいについては当社にご相談ください。
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