2024/11/19
家の内装を黒色でつくりたい...
近年、リビングに階段を設置する「リビング階段」という間取りの人気が高まっています。
リビング階段を想像すると、「開放感がありそう」「おしゃれな雰囲気になりそう」といったイメージをされる方も多いでしょう。
今回は、そんなリビング階段についてメリットとデメリットの両方をご紹介します。
ぜひご参考ください。
リビング階段のメリットとしては、主に以下の3つが挙げられます。
1つ目は、リビングが広く見えることです。
階段をリビングに取り込むことで、視覚的に空間を広く見せる効果が生まれます。
そのため、リビングが少し狭い間取りにもおすすめです。
また、吹き抜けとの相性も抜群です。
2つを組み合わせることで、空間がより広く、より明るくなるため、開放感が生まれて広々とした印象になります。
2つ目は、家族のコミュニケーションが増えることです。
リビング階段があると、階の移動をする際に必ずリビングを通ることになります。
そのため、自然と家族が顔を合わせる回数が増え、コミュニケーションが増えます。
3つ目は、階段下を収納やインテリアに活用できることです。
階段下は、収納スペースとして活用できます。
テレビボードを設置したり、キッズスペースにしたりするといった活用法もあります。
また、階段のデザインにこだわることで、雰囲気のあるおしゃれな内装に仕上げられます。
リビング階段のデメリットとしては、主に以下の3つが挙げられます。
1つ目は、冷暖房効率が下がることです。
リビング階段でリビングと2階をつなげることによって空間が広くなるため、冷暖房の効率が悪いと感じる場合があります。
ただし、高い断熱性と気密性を備えていれば、それほど問題にはならないでしょう。
2つ目は、2階に音やニオイが伝わりやすくなることです。
リビングの音がそのまま2階に伝わるため、2階で勉強しているときに「テレビの音がうるさい」と感じてしまうこともあるかもしれません。
そういった場合は、リビングと2階を仕切れるように間仕切りを設けておくなどの対策が有効です。
3つ目は、ホコリが落ちてくることです。
階段に溜まったホコリや、2階のホコリがリビングに落ちてくることがあります。
気になる方は、こまめな掃除が必要です。
今回は、リビング階段のメリット・デメリットについて解説しました。
おしゃれで人気も高まってきているリビング階段ですが、デメリットがないわけではありません。
メリットとデメリットをよく比較して、ご自宅に合うかどうかを慎重に考えることが大切です。
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