2024/11/23
鉄骨階段のデザインをもっと...
11月30日(土)12月1日(日) 岩国市岩国1丁目地内で完成見学会を開催致します。
詳しくはこちらへ ここをクリック
現在工事中のY様邸ですが、今月末の完成見学開催を目指して、着々と仕上げ工事を進めております。
今回の完成見学会の一つのキーワードとして
と言うキーワードを上げています。
なぜこのようなキーワードを掲げているかというと、当然、今回の建物がそのような事例にピッタリだからと言う事があります。これは当然ですね。
そしてもうひとつは、人生100年時代と呼ばれる現代において、実は老後って結構長いと言う事実を知っておかなければいけないと思い、このキーワードを掲げました。
上のデータは厚生労働省が発表している平成30年度の平均余命の調査結果です。よく平均寿命が何歳になったとか話のネタになるものですね。
この平均余命(=寿命)ですが、平成30年度の場合は男性81.25歳、女性87.32歳で前年に比べ、男性で0.16歳、女性で0.05歳延びています。
そしてこの平均余命ですが、ご存知の方が多いかもしれませんが、例えばこの平成30年のデータで男性81.25歳、女性87.25歳と言うのは、あくまで平成30年に生まれた0歳の子供の平均余命の予想したものです。
では平成30年の時点で、例えば60歳で定年退職した人がいるとすると、その人の平均余命は男性で83.84歳、女性で89.04歳、どちらのも前年の平成29年より男性で0.12歳、女性で0.07歳平均余命が伸びています。
と言う事は、例えば60歳で定年退職したとして男性で25年前後、女性で30年前後の余生があり、それが年々更に伸びてきていると言う事ですね。ある海外の研究では、2007年に日本で生まれた子供の半数が107歳より長く生きると推計されており、日本は健康寿命が世界一の長寿社会を迎えています。
つまり現代はそれだけ豊かな時代で、医療も進歩しており、今後益々平均余命は伸びてゆくと言う事です。
では、日本の住宅の平均寿命はいったい何年なのでしょう?
戦後の日本の住宅は平均27年で建て替えられています。この日本の住宅が27年と言う短いサイクルで建て替えられているのには様々な要因があります。例えば高度成長期時代に質よりも量を求めて、低品質な建物が大量生産されたとか、中古住宅の市場が発展していないとか色々な原因があると思います。
そしてこの日本は平均寿命が長く、住宅の寿命が短いと言う事が原因で、例えば30代から40代で家を建てたひとは、60代から70代の時に、建て替えとまで行かないまでも、リフォームをしたり何かアクションをうって、残りの余生である30年から20年生活を維持しなければならないと言う現実に直面するわけです。
そこで、この度の完成見学会はそのようなシニア層の方の建て替えやリフォームの参考に最適な建物だと感じています。
さらにこの日本は平均寿命が長く、家の平均寿命が短いと言う現実は、これから新しく家を建てる若い世代の人も知っておかなければいけない現実です。30代、40代で家を建てても残りの余生はまだまだ50年とか60年とかあるわけです。そんな中、27年しか持たない家を建てて大丈夫ですか?末永く安心して暮らせて、尚且つ価値を維持できる建物の方が良くないですか?20年30年と同じ家で生活すると、必ず家族構成に変化が訪れたり、水回りなどでもリフォームの必要に迫られる事があると思います。その時、その住宅はリフォームする事によって、またこれから先何十年と安心して過ごす事の出来る建物ですか?
と言う事で、今回の見学会のキーワードの一つとして
『人生100年時代、シニア層のリフォーム又は建て替えの見本』
と言うキーワードにさせていただいています。
ご興味のあります方は、是非、お気軽にこちらからお申込み下さい
申し込みはここをクリック
次回は今回の見学会のもう一つのキーワード
『建て替え、狭小地域での建て替え』
についてお話させていただければと思います。
アーカイブ