2024/11/23
鉄骨階段のデザインをもっと...
孫の子守から久しぶりに解放された夫婦水入らずの日曜日。
山河、海、買物と迷った末に、鳩子の海でお馴染みの上関に行くことになりました。
25年前に仲間数人とフグを食べに何度か訪れた懐かしいところです。
店の名は田中旅館、当時は土曜日の夕方に岩国を出て旅館に着くとすぐに風呂に入り浴衣に着替えました。宴会は元気の良い女将さんが、トラフグの剥製を使っていろいろと説明をして下さるところから始まります。目の前に料理があるため、「フグはトラフグでなければだめだ」と言われたこと以外に内容は覚えていません。一般的に刺し身は透き通って見えるほどの厚さと言われますが、「フグ刺しは厚くなくては駄目だ」と言われ、とにかく身の厚い刺し身で、最初に出た刺し身で?を食べたと実感するほどの量だったと記憶しています。
また、最後に出る雑炊は一般的にちり鍋の後の出汁で作りますが、この店では雑炊用のふぐを取っておくといったように、とにかくフグをふんだんに使ったフグ三昧の料理店でした。
二次会に行く店もなく、布団に寝転がって水割りを片手に談笑しながら、いつの間にか眠ってしまい日曜日の朝を迎え、家路につくといった具合でした。昔話はそれぐらいにして、道の駅や公民館、温泉施設など新しく設けられ、明るい雰囲気に包まれた町のように感じました。料理は漁師町らしく、刺し身や天婦羅、煮物など美味しくいただくことが出来ました。梅雨の合間の晴天にも恵まれ、温泉に浸かってゆっくりと過ごす一日になりました。
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