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京都 其の一

3月29・30日は、甥の結婚式に出席の為、京都に出かけることになりました。
行きの新幹線も5人がばらばらの席に座るといった有様で、まさに観光シーズン真っ只中の旅行でした。
京都も桜の時期、観光名所は国内外の観光客で国際色に富んだ大変な賑わいでした。

式は、日に一組しか行われない本願寺聞法会館で行われました。
本願寺は、浄土真宗本願寺派の本山で、親鸞聖人によって開かれた本願念仏の教えだそうです。

境内には、阿弥陀堂と御影堂をはじめ、国宝や重要文化財に指定された
多くの書院や法宝物があり、平成6年に世界遺産に登録されました。
仏式への出席は初めてで、もともと神仏混合だった為か、神式とほとんど同じ形式で行われました。

式の後は、西本願寺 総御堂(阿弥陀堂 1760年再建 重要文化財)にて参拝後、写真撮影が行われました。
次に 大玄関門から入り、唐門(国宝)を見学しながら、書院建築の書院内部を見学、
対面所(鴻の間 国宝 非公開)203畳の大広間にある、狩野了慶筆の障壁画には圧巻されました。
次に、隣接する楼閣建築の飛雲閣(国宝 非公開)及び数奇屋建築の茶室を見学。
見学するもの全てが、国宝や重要文化財又非公開なので、何らかの機会がなければ拝観出来ないものばかりでした。

改めて日本の建築文化とその美しさにふれ、感動を覚えました。

披露宴は祇園丸山という数奇屋建築のすばらしい料亭で行われました。
料理は、先附を桜盛り・金笹盛りから始まった京料理と、竹で作られた徳利と盃に吟醸造酒。
春の京都を食と文化で満喫した一日でした。

続きは次回紹介します。

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