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四十路工務店営業マン(本厄)の自宅建築日記 その⑥ 『地盤調査』

2017年 03月 11日 (土)

先日、地鎮祭の後、地盤調査が行われましたので、地盤調査について書いてみたいと思います。

 

最近の一般住宅には瑕疵担保保険の加入が義務付けられておりますので、瑕疵担保保険加入の為に、必ず地盤調査を行わなければなりません。この地盤調査ですが、みなさんどんな調査をイメージされるでしょうか?例えば、マンションなどの大きな建物の場合、ボーリング調査を行い、地層のサンプルを採取すると共に支持層がある場所まで掘り進みます。先日、横浜で杭偽装が問題になったのは、この支持層まで杭が届いていなかったという事が問題になりました。

では一般住宅の場合はどうでしょうか?住宅の場合は、スウェーデン式サウンディング試験という調査を行います。このスウェーデン式サウンディング試験ですが、この名前でインターネットを検索してみると、スクリューポイントの付いた鉄のロッドに重りを載せていき云々と言う方法が出てきますが、実際には専用の計測機械を使って、ゴリゴリと鉄のロッドを打ち込んでいきます。

例えば30~40坪程度で、四角い家なら四隅の四か所と中心を一か所の5箇所程度調査を行います。ここでポイントなのは、建物の四隅と中心と言うところ、つまり建物の形と建てる位置が決まっていないと、正しい地盤調査は出来ないという事です。だから、新しく土地を購入した場合でも、すでに土地を持っている場合でも、既存の住宅を解体して建てる場合でも、建物の形と位置が決まるまでは調査出来ないという事です。

つまり土地をすでに持っているとして、家を建てるのに、建築会社と打ち合わせをして、プランを決めて、ローンを決めて、契約して、建物の形に地縄を張って、ようやく地盤調査が出来ます。そこで、悪い結果が出ると地盤改良の為の余計な出費が(≧◇≦)

ハウスメーカーのように、予め適当な形で地盤調査をして、形が決まった後に再度調査をするという事も出来ますが、そうすると当然調査費用は2倍になりますし、1回目の調査費信用度は(?_?)。と言う事は、事前に万が一地盤が悪かった場合に、必要になる地盤改良費用を、予め考えておいたほうが良いと言う事になります。特に、近隣の新築住宅で、地盤改良が必要だった場合などは。また、地盤調査の結果をキチンと検討してもらえる調査会社に依頼をする事も重要かもしれません。多くの調査会社の場合、疑わしきは罰する考えです。当然、もし不当沈下が起きた場合の責任問題もありますし、悪質な業者では地盤改良させることで、利益を上げている所も・・・

また、どうしても納得できない場合は、セカンドオピニオンとして他の調査会社に再度調査してもらう事もありかもしれません。かく言う私も今回、解体後にいつも依頼している調査会社に依頼して調査を行ってもらいました(この会社も有名な会社で、別にここが悪いわけではありません)そうすると、深度2mまでの地盤が悪く、表層改良が必要と言う結果が出ました。しかし、50年近く既存の住宅が問題無く建っていた土地なのに、どうも納得出来ません。そこで他の調査会社に依頼してもう一度調べてもらい、さらにその結果で、もう一度検討してもらいました。そうすると、地盤の改良は必要なく、厚めの砕石をキチンと転圧することで問題ないとの回答がもらえました。もちろん地盤保障の保険にも入れます。

また、この地盤調査ですが、その土地のどこに家を建てるかでも、調査の結果が変わってきます。例えば斜面を切り開いて作った宅地などは、従来の斜面を削った切り土部分と、地面を水平にする為に埋めた盛り土部分が出てきます。この場合、当然切り土部分の地盤は固く、盛り土部分は柔らかい地盤となります。その為、建物が盛り土部分にかかる場合は、地盤改良が必要になります。

そしてこの地盤が悪い、悪くないの話ですが、建物が位置する場所の地盤全体が多少悪くでも、問題は無いんですよね。例えば、今後50年、100年で家が10㎝沈みますとか言われても、全く問題は無いと思いませんか?しかし、これが家の一部が沈んでしまうとなったら、大問題です。これがよく言う不当沈下と言う問題です。この不当沈下が家にとって一番悪く、当然家が傾いたり、壁にクラックが入ったり、ドアが開かなくなったりと言う問題をおこしてしまいます。

つまり、不当沈下が起きそうな地盤では、やはり地盤改良が必要になってきます。その為、やはり予め、地盤改良が必要になったときの費用と言うのは、考えておいた方が良いと思います。

  

(建物に地縄を張った所)          (地盤調査の様子)

ちなみにこの地盤調査の機械は全自動式で800万するそうです。高っ(≧◇≦)