季美の住まい株式会社

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散歩

2016年 11月 24日 (木)

朝の散歩を始めて22年になる。

切っ掛けは体力の低下を感じたからである。

高校時代にハンドボールのゴールキーパーをしていた。インターハイ、国体にも出場し体力には少しばかり自信を持っていた。30歳の前半は、走ると息切れはしたものの、ゴルフの飛距離もソフトボールを投げてもまあまあの体力があると感じていた。ところが40歳の時に軟式野球に参加することになり、しかもピッチャーで1イニング投げる役が回ってきた。練習をしてみて驚いた、ボールは走らない、思うように足は上がらない、踏ん張れない、投げる腕肩に力が入らない。こんなふうで体力の衰えを痛切に感じた次第である。

そんな中、私の庭に、ではなくすぐ近くに運動公園ができた。早速トレーニングルームの講習に参加して体力の回復にと、取り組みを始めた。通ってみると、久しぶりにかく汗と足腰の筋肉への刺激に、体を動かすことが気持ち良く感じられた。当初は仕事を早めに切り上げて週に3~4回通っていたが、そのうちに回数が増え始めるようになり、夕方に行うと仕事や付き合いに支障をきたすようになる為、早朝、運動公園の散歩コースに切り替えることにした。

朝は冬も夏もすがすがしく気持ちが良い。元日に降った新雪のコースをジョギングしたこともある。第一歩が新鮮な気持ちになって大変心地よく感じられた。又、2周目には自分の足跡しか付いていない雪化粧のコースにも感動したものである。その頃は週に6回、5.4kmをジョギングして、ストレッチを20分行っていたが、60歳を過ぎたころから夏場にバテはじめた為、ジョギング3.7kmストレッチ20分、週に4回と徐々に減少ぎみになった。

早朝にジョギングをしているのは私と若い方1名の二人だけで、その外年配の方は殆んど歩いておられる。今朝、ストレッチをしながら、自分も含めて「皆さん何の為に早朝より散歩をされているのだろうか?」と、考えていた。「朝の空気を吸うのが気持ちよい」、「体が軽くなるから」、「体の機能低下を防ぎたいから」など、いろんな答えが返ってくると思いますが、「寝たきりになるのが嫌で、生きている間は元気に動いて生活をしたいから」、そんな回答が一番多いかもしれない。心地よい散歩も家に帰るといつもの生活が待っている。そうして、又次の日がやってくる。何のために人間として生まれ、何かを成し遂げたのだろうか。それが人生なのだろうか ・ ・ ・ と。

22年続いた散歩で今日、こんなことを考えている自分。たまにはこんな日があっても良いのだろう。

この先永いか短いかの差は有るものの、いずれは来世へと旅立つ身である。一見幸せそうに見える光景、でも一歩一歩確実に死に向かって歩む日暮なのである。

重村正明