経年劣化|山口県岩国市で自然素材の家なら「季美の住まい」へ

季美の住まい株式会社

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経年劣化? or 経年変化?

2015年 04月 23日 (木)

まずは下の2枚の写真を見てもらえればと思うのですが、特に、この写真の壁と梁の状態を見ていただければと思います。実はこれ弊社が約22年前に建築した建物で、先日、システムキッチンをリフォームしたいとのお話があり、対面キッチンからアイランド型のキッチンに変更した建物の施工前の写真です。この壁は漆喰仕上げの壁なのですが、22年の月日が流れているのに、かなりキレイな状態が保たれていると思いませんか?もしこれがビニールクロス仕上げの壁だとしたら、きっと汚れや日焼けが目立ったり、剥がれてくる部分があったりと張替の必要性が出てきていると思います。
 建築という仕事柄、色々な建物を見る機会が多いのですが、当然の事ながら建物が出来上がった時が一番キレイな状態で、そこから時間が経つにつれ、色々な所に痛みが出てきます。そこでビニールクロスやプラスチック製品などを多用している建物は、自然素材を使用した建物に比べ、明らかに劣化が早いと感じる事が多々あります。まさしく歳を重ねて、経年による変化を楽しめる建物と、経年による劣化で価値を無くしてしまう建物との差がここで出てきてしまうのでしょうね。
また建物を長持ちさせる大事な点として、入居した方の使い方でも、大きな差が出てくると思います。でも、どうして使い方に大きな差が出るのでしょうか?もちろん個人個人考え方が違うので、使い方に差が出てくるのは当然なのですが、それ以上に建てた人の思いが、その建物に込められているかどうかで大きな差がでてくるのだと思います。
建物の外観や間取り、キッチンの種類やトイレの設備でもいいので、建てた人の思いがこもっている建物は、やはり大事に使われて、長く良好な状態を保っていると思います。例え、有名な建築家や設計事務所が建てた建物でも、施主の思いが伝わらなかったり、建築家に任せっぱなしにした建物は、はやり雑に扱われてしまいます。
家を建てるということは、多くの人にとって人生で最大の買い物をする事になると思います。それならば、車や服を買う感覚で建売住宅を買うのではなく、外観や間取り、システムキッチンやトイレなどの設備でも、予算の許す範囲で自分で選んで、自分の思いのこもった建物に、大切に長く住みたいと思うのは、私だけでしょうか?

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