家づくり援護会|山口県岩国市で家づくりなら季美の住まいへ

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東京に向かう車中にて・・・

2007年 12月 15日 (土)

NPO法人 家づくり援護会<通称イエンゴ>の会議に出席するため、
新幹線で広島から東京に向かっていた車中でのエピソードである。

広島で「のぞみ」に乗り換えしばらくしてからのことだった。

朝早いこともあって座席はガラ空きで、
乗客のかすかな話し声と列車の音が
いつもになく心地よい静けさを感じさせていた。

私は、娘に頼まれたオール電化住宅のコンテストに
提出する書類に目を通していた。

すると、80歳前後の女性が二人、岡山から乗ってこられた。

防寒着にスニーカー、帽子をかぶった出で立ちではあるが、
どことなく品のよさを感じさせる。

・・・ところが、近くの席に着くや否や、耳をつんざくようなにぎやかな会話が始まった。

それまでの静けさが突然破られ、迷惑千万!と思っていたが、
いやでも会話に耳を傾ける結果となった。

後を追うように車掌さんらしき人が来て、
「とりあえずここの席にお願い致します。10分遅れで申し訳ありません。」
とお二人に説明している。

どうやらJR側のトラブルか何かで、
急きょ、一便遅れのこの列車に移されたらしい。

そのお二人の会話は、ヨーロッパを旅したことから始まり、
娘さんや旦那さんの話、職業など次々に話が展開する。

お互い知らない者同士のようで、
列車を待つホームで意気投合したのであろう・・・。

病気の話があってしかるべき年齢ではあるのだが、
暗い話もなく、人をけなすこともない。

大きな声ではっきりとした口調には頭の下がる思いである。

こう言っては失礼かもしれないが、
朝一番 このお年寄りに元気をもらったような気がする。

新神戸でお一人が下車され、車内は元の静けさに戻った。

どうやら白い花を見せておられたお方は、
会話の内容からして年内のお墓参りに行かれたようである。

岡山から新神戸まで、わずか30分の、
嵐のようではあるがさわやかな朝のひとコマであった。

2007-12-15